半ラーメンの男

  • 2017.10.19 Thursday
  • 22:03

深夜マサミと出かけたラーメン日高屋での出来事。

深夜の日高屋はラーメン屋というよりは居酒屋ですね。

安いこともあり、いつもそこそこには混んでいます。

週一ペースで行く俺らは常連扱いです。

裏メニューらしい塩ヤキソバがサービスで出てきたりします。

たちの悪い酔っ払いがいたりして時折トラブルも起きます。

しかし俺らは行きます。

店内は分煙ですが喫煙可能なので行くのです。

 

先日奥の4人掛けの喫煙テーブルでマサミと飲み食いしていた時、

ひとりの30代男が入店。

入り口付近のカウンターには目もくれず、

禁煙エリアを通り過ぎ、奥の喫煙エリアにずんずんと進んできた。

俺らの隣の2人掛けテーブルに着席した。

着席寸前、忙しく働く若い女性従業員にすれ違いざま男が小声で放った

「半ラーメン」を俺とマサミは聞き逃さなかった。

注文が通ったとは思えないが、男はすぐさまスマホをいじり出した。

 

日高屋の半ラーメン 税込み200円。

幼児連れが頼むかも知れないが完全なるサイドメニューである。

器が大変小さく、大の大人が単品で頼むのには勇気が必要。

 

スマホをいじる半ラーメン男の見てくれは正直キモイ感じ。

汗で額に張り付いた海草のようなくせ毛。

ルサンチマン浅川を思い出した。

 

10分以上経ったであろうか。

半ラーメンは未だ運ばれて来ない。

男はスマホをいじりながらも厨房のチラ見を始めた。

日高屋のラーメンは5分位で出て来るのが普通である。

さらに5分ほど経ち、俺はオーダーが通っていないと確信した。

 

「おい、ちょっと来い」

男が急にキレた。

従業員を大声で呼びつけたのだ。

駆けつけた従業員に男はまくし立てた。

「さっき半ラーメン注文しただろうが」

「すみません。聞こえませんでした。すぐにお作りします。」

「水も出てねえじゃねえか」

「すみませんでした」

 

半ラーメンは3分もせずに運ばれてきた。

 

マサミのニヤケ顔が出た。

この手のトラブルを静観するのは結構好きなのだ。

 

俺が面白いと思ったのは、

先ほどの従業員とのやり取りで男は全体的に大きな声だったが、

注文品の「半ラーメン」のくだりだけ妙に小声だった所だ。

 

少しは恥ずかしさがあったのだろう。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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